2025年03月15日
住吉
ティアラこうとう小ホールで、住吉亭春風亭正朝独演会を見る。「蛙茶番」と「明烏」。以前にも見ているネタだが、改めて円熟の芸で素晴らしい。
2025年03月14日
表参道
ZIMAGINEで、三三三と佐知子の愛の夫婦劇場を見る。作品については言えないが、素晴らしかった。小説をもとにした独り芝居に音楽、効果音がつくだけのシンプルな舞台だけど、全く退屈することなく、終わったら一時間半たっていたので、驚いたほど。作品の魅力+演技力+演出かな。
2025年03月13日
二山治雄情報
二山治雄が、東京バレエ団に入団が決まったそうだ。でもやっぱり、あれだけの素晴らしいダンサーである彼がパリ・オペラ・バレエに入れなかったのはものすごく残念。とにかく、東京バレエ団でがんばって欲しい。
2025年03月11日
マーフィー版「白鳥の湖」
You Tubeで、オーストラリア・バレエ、2010年の「白鳥の湖」を見る。ダイアナ妃をモデルにしたグレアム・マーフィー版。第一幕は、王子とオデットの結婚式。そこに、王子の前の恋人ロットバルト伯爵夫人がいたり、王子の母の女王が冷たかったりするので、オデットは、精神的に滅入っていく。この一幕は、「マイヤーリング」の第一幕を彷彿とさせる。オデットは、サナトリウムに入れられ、ロットバルト夫人は、王子とオデットを引き離そうとするが、王子は、オデットを選ぶ。しかし、オデットは永遠に姿を消す。音楽はチャイコフスキーのものをそのままだが、振付はプティパ、イワノフとは全く違う、独自のもの。
2025年03月10日
下北沢
小劇場B1で、名取事務所の「淵に沈む」を見る。実際におきた事件をもとにした医療もの。法律の説明が多いが、家族の問題にも焦点をあてて欲しかったかな。
2025年03月07日
下北沢
駅前劇場で、劇団俳小の「血の婚礼」を見る。「血の婚礼」と言えば、アントニオ・ガデスのフラメンコと映画。芝居で見るのは初めて。
2025年03月06日
新宿御苑前
シアターサンモールで、劇団NLTの「O.G.Ⅱ」を見る。「O.G.」の続編。芝居が1時間10分、つなぎがあって、ショーが30分。全公演完売とか。
2025年02月23日
中野
スタジオあくとれで、ぼっかめろんの「星の王子さまHollywoodに行くを見る。星の王子さまを、不法滞在者とするのは面白い発想。
2025年02月17日
マリインスキーバレエの「ラ・シルフィード」
You Tubeで、明らかに隠し撮りのマリインスキーバレエの「ラ・シルフィード」を見る。主演は、永久メイなので、かなり最近の映像だろう。永久メイを最初に見た時は、線が細くて、踊りにアクセントがなくて、大丈夫?と思ったが、今や、しっかりとした主役の貫禄がある。マリインスキーバレエもブルノンヴィル版だが、ブルノンヴィル版に見えないブルノンヴィル版。さすがに、コボーが振付・演出したボリショイバレエの「ラ・シルフィード」はまさしくブルノンヴィル版だった。例えば、第一幕は踊りの空間を大事にするより、家としての現実味を出すためにかなり狭く作られている。そういうところが、ブルノンヴィル版なのだ。マリインスキーバレエのを見ていると、空間が広すぎるのが気になってしまう。
2025年02月16日
追悼シクリャローフ
You Tubeで、昨年急死したマリインスキーバレエのウラジミール・シクリャローフの追悼公演を見る。3部構成で、第1部は、「眠りの森の美女」の第3幕(オーロラの結婚)、第3部は「ラ・バヤデール」の影の大国の場。第2部はシクリャローフが踊ったいろいろな作品のガラ上演で、「スパルタカス」(グリゴロヴィッチ版)「椿姫」(ノイマイヤー版)「アニュータ」「ル・パルク」「ロミオとジュリエット」「ペトリューシカ」など。間に生前のシクリャローフのインタビュー映像が入る。全体で4時間くらいの公演だったとか。「ロミオとジュリエット」にはザハロワが登場。そう言えば、彼女はかつてはマリインスキーバレエにいたのだ。久しぶりに見るザハロワだが、まだまだいける感じ。因みに「ラ・バヤデール」のソロルはキミン・キム、ソリストの一人を永久メイを踊っていた。ところで、全体を見て、思ったのは、マリインスキーバレエ(だけではなく、ロシアというか旧ソ連のバレエ団)は衣裳が今いち。良く言えば、地味だが、悪く言うとセンスがない。バレエの衣裳はもちろん踊りやすさが第一だが、そこに芸術性が必要。しかし、デザインにしても色づかいにしても、その芸術性がない。色に関しては、白なら白、青なら青というだけで、工夫がない。「ル・パルク」の白の衣裳も、パリ・オペラ・バレエの衣裳に比べるとださく見える。ミラノ・スカラ座を見習って欲しい。